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加算Ⅱの残額の支払方法

この時期、年度末に向けて人勧分の算出と合わせて、各加算の加算残額を配分する計画を立てられていることだと思います。

私たちもその金額算出のお手伝いをさせて頂いておりますので、定期的なウェブ会議の際には、関連するご質問を頂く場合が多くあります。

例えば

今の時期に算出をするとなると、施設を管轄する自治体でも計算が間に合っておらず、実際にいくら入ってくるかが未定ですので、施設としては各加算を少なめに支給するしかないことになります。

多く払ってしまって後から職員さんに「払いすぎたから返して」とは言えないですからね。

ということで少なめに払った場合、翌年に実際に入ってきた額との差額を一時金等で支払うことになり、それについては実績報告書に支払時期とあわせ、支払った給与項目、具体的な支払方法を記載して報告します。

加算Ⅱの残額はその年度の対象者に対して払います。

 

出展はここ、以下のように書いてあります

生じた加算残額の全額を当該翌年度に速やかに加算当年度の加算対象職員の賃金(法定福利費等の事業主負担分を含む)として支払うこと

 

この場合、すでに当年度で月4万円支給されている職員に、上記残額を追加支給することは可能か?という疑問も残りますが、それについては記載を見つけることは出来ませんでした。

それは出来ないのではと推測されますが、自治体により解釈が分かれるところかと思いますので、所轄の自治体にもお問合わせ頂くと良いと思います。