今年の人勧分の配分と処遇改善加算の一本化に関すること
人勧分を支払う時期がもうまもなくなので、以下の処理を進めています。
処遇改善等加算の一本化の話題が出た後で、お問合わせや関心を集めているのはここ。
第3 加算額に係る使途 4 ~略~ 加算Ⅰの賃金改善要件分及び加算Ⅲに係る加算額については、~略~、毎月払い、一括払い等の方法により賃金の改善を行うことができ、各施設・事業所においてその名称、内訳等を明確に管理すること。なお、手当や一時金等については、基本給の引上げや定期昇給の増額等に段階的に反映していくことが望ましく、給与表や給与規程の見直しを推進すること。 |
その理由は、
新たな継続的な見える化の制度における報告・公表の在り方について
の
個別の施設・事業者単位での公表 中でも モデル給与(の見える化) が令和7年4月1日に迫っているからです。
その具体的内容は
▼モデル給与 保育士等の幼児教育・保育に直接従事する常勤職員は必須記載(経験年数、役職等も明示)。その他職員は任意記載。 基本給、手当、賞与等や月収と年収の目安を明示。 給与決定方法、賞与支給基準、時間外手当・退職手当の取扱、福利厚生、その他職員の処遇に関する事項は任意記載。 |
とされています。
これを施設・事業者が報告内容として入力、自治体が報告内容を確認、ここdeサーチ画面で公表されるという流れです。
一時金で払うと「年収の目安」には含めることが出来ますが、基本給が低いな、という評価となります。
基本給に入れれば見た目は良いですが、給与表を改定することも検討に含めることになる、ということです。