Skip to content
All posts

給与表改定と昇給の違いを徹底解説!視覚化とシミュレーションでわかりやすく

給与表の作成、そのシュミレーションをする毎日です。
給与表そのものが、ベースアップという考え方と昇給の違いなど、お客様にとっても内容が理解しづらいようですので、ここで改めてまとめます。

 

ベースアップというのは給与表の改定

昇給は給与表上で等級号俸が変更される、主に号俸が上がること。

 

まず、その理解が必要です。

それに合わせ、自園の職員が自園の給与表のどの位置、つまりどの等級号俸に存在するのかを視覚化することが必要です。

次に、どのような基準で自園の給与表が作られているかを理解する必要もあります。

 

国の給与表がどのように改訂されているか、は以前のブログでも書きました。

例えば、この改定率を見てみると、新入社員の、入社何年目かの社員は改定率がほかの社員に比べて高いことがわかります。これが国家公務員の採用戦略で、若くて優秀な人材を獲得するための手段ということです。

そのあたりの等級号俸に、最大1.14%程度の改定率をかけているわけですから、単純に20万の初任給なら次年度は20万×1.14%=22,8万円貰えるわけです。

貴園で改定率をかけたい等級はどのあたりの職員でしょうか。

入社間もない社員、それとも3年程度続いて働いた実績をもった社員?それによって昇給率を上げる場所が変わります。

それを定めます。

 

また、

国の給与表は、昇給で4号俸づつアップします(正確には1号俸から7号俸までの幅があるようなのですが)。

では、貴園では昇給で何号俸アップするのでしょうか。

その違いを自園の等級表に組み込みます。

 

また、国基準では最大1.14%と書きましたが、貴園では何パーセントアップさせたいでしょうか。

それを決めます。

 

以上を掛け合わせて全体の金額をシュミレーションします。

掛率の差が大きく、号俸の差が小さいと職務経歴の長い社員を短い社員の給与が追い抜くことがあるかもしれません。この結果にずれがないかも確認します。

 

それによって、給与表の改定前・改定後の金額が算出され、その合計が人勧差額の支給額から配分されるベースアップ分になります。

 

いくらをベースアップにして、いくらを一時金にするかはここから決めることができます。

ご参考になれば幸いです。